DOCTYPEとは?
DOCTYPE(DOCument Type)は、ファイルの一番最初に記載することで、そのドキュメントがどの文法仕様で書かれているかを定義するという目的があります。これは、「Document Type Declaration(宣言)」と呼ばれています。
DOCTYPEは、正確には「HTMLタグ」ではありませんが、HTML文書(例えば、index.htmlのようなファイル)の冒頭で必ず記載する必要があります。一般的なWEBブラウザーは、この記述をファイル内容の解読を行うための重要な情報として利用します。
DOCTYPEの書き方
HTML5においては、下記のように記述することが強く推奨されています。
<!DOCTYPE html> <html> .. </html>
DOCTYPEは、大文字と小文字を区別しませんが、一般的には大文字で書くことが推奨されています。
上記のような宣言があれば、WEBブラウザーは、HTML5で記載されたファイルとして解読を行います。
DOCTYPEの他の書き方
DOCTYPE宣言の記載方法は、HTML5で、上記の用にかなりシンプルです。一方で2017年現在でも、HTML4.01でのDOCTYPE宣言しているページも、インターネット上のウェブサイトには多く残っています。例えば、このような記述です。
<!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01//EN">
いまのところ、特にHTML4.01を選択する強い理由は思いつきません。もし新規でウェブページを作るのであれば、HTML5に則って作成を行ったほうが無難でしょう。