正規表現における、半角文字の表現です。
目次
半角英字 (アルファベット) の正規表現
正規表現で特定の1文字を表すには「文字クラス」を利用するのが便利なのでした。文字クラスでは、文字コード上の範囲を明示することができますので、半角英字(アルファベット)を範囲で指定できます。
// 半角英字アルファベットの一文字
[a-zA-Z]
半角数字の正規表現
同様に、半角の数字も、文字コード上の範囲で明示する事ができます。
// 半角数字の一文字
[0-9]
また、数字は、エスケープシーケンス「\d」を利用しても表すことができます。
// 半角数字の一文字
\d
半角記号の正規表現
記号も同様です。文字のASCII文字コードなどは、一般的なプログラミングでは、普段意識することは少ないと思います、ASCIIコード表を参照するようにします。
上記のリンクから、ASCIIコード上、「半角スペース(32)」で開始し、「スラッシュ(46)」で終わる記号群と、「コロン(58)」で始まり。「@(64)」で終わる記号の範囲があるようです。また、終盤に、「[ (123)」や、「 ~ (126)」もあります。これをそのまま記述しましょう。
// 半角記号の正規表現
[ -/:-@\[-~]
半角の英数字・記号の表現
ASCIIコード表を見えるとわかりますが、半角スペースから、チルダ(~)まで、半角英数字と記号が定義された範囲になります。半角スペースは、ASCIIで32番、チルダは126番と定義されています。
// 半角英数字記号
[ -~]
【応用】半角文字のみの文字列の正規表現
上記は一文字でしたが、これに両指定子を組み合わせて文字列とすることができます。たとえば、両指定子「+」は、直前のパターンの一文字以上の連続を表します。
// 半角英数字と記号の文字列
[ -~]+
別の量指定子では、文字列の長さの範囲を指定することもできます。
// 4文字以上、8文字以下の半角文字列
[ -~]{4,8}
量指定子に関しては、こちらに詳しくまとめています。
正規表現の半角英数字、記号に関する参考情報
その他の関連する正規表現についてです。
また、正規表現のサンプル集です。
以上です。
マッチさせたい記号は何なのか、予め ASCIIコード表で確認しておく必要があるね。