WordPressおすすめテーマをジャンルごとに厳選しました。2017年12月時点で配信されている最新のテーマも含めて、海外・国内、無料、有料を問わず集めていますので、ご予算とお好みに合わせてお選び下さい。
目次
WordPressテーマの選び方
すでにWordPressサイトを持っている方も、これから立ち上げようしている方も、この記事にたどり着いた方はきっと何らかのウェブサイトを作りたいと思っている方だと思います。
WordPressを、そのウェブサイトの基盤に選んだあなたは、その選択はおそらく正解です。特に込み入ったウェブサービスやシステムを作らない限りは、ごく簡易的なペライチサイトでも、しっかりした重厚なウェブサイトでも、WordPressを利用することのメリットは非常に大きいです。ここで大切なのは、そのWordPressを目的にあった最適な形で利用することです。その第一歩が「最適なテーマを選ぶ」という事だと思います。
目的に適したWordPressテーマを選ぶ
WordPressテーマを選ぶ上で、最も大切なのが、最終的に「何のために」「どんなサイトを」作りたいか?という観点だと思います。例えば・・・、
- アリフィエイト広告でガッツリ稼ぎたい。一流のアフィリエイターになりたい。
- 「ブログ」が書きたい。
- 独立したので、会社用のサイトが欲しい。ウェブから顧客を呼び込みたい
目的は必ずしもシンプルではないですが、「何が一番の目的か?」とはある程度明確なほうが選びやすいでしょう。
アリフィエイト広告で収入を得たい
アフィリエイトで、「収入」を一番の目的にするのであれば、SEO対応が施され、広告関連の機能が揃っているモノがおすすめです。まずは少しでも広告から収入が入ることを優先しましょう。デザインも気になるかもしれませんが、それは収入が増えてきたらその収益を使って作り直せばいいのです。事前に潤沢な資金がない限りは、トラフィックを獲得する事を最優先しましょう。デザインにこだわっても収益を得られなければ本末転倒です。
ブログが書きたい
ブログが書きたいのであれば、「書きやすい」「シンプルな」テーマがおすすめです。それ以外の機能があると逆にそれの目的を阻害する事にもなります(この場合「はてなブログ」のようなブログサービスも選択肢になるはずです。)ブログを書きたいのであればまずは「書くこと」に集中すべきです。
ビジネス向けの企業サイトが欲しい
会社用のサイトであれば、ビジネス向けに作られたテーマが多くあります。業種によって特化したものも多いですので探す時に絞り込みやすいでしょう。もしあなたが、ウェブ経由の集客を念頭に置いているのであれば、サイトを立ち上げる段階で、ウェブマーケティングのプロに相談したほうが効率的な場合もあります。(これはあなたの知識レベルに依ります)※ウェブサイト制作のプロが、マーケティングの知識があるとは限りませんのでご注意を。
WordPressテーマの入手方法について
WordPressテーマもピンからキリまで、様々な種類が存在します。有料・無料、ユニークなデザインのものから、ベーシックなデザインで読みやすさを重視したものまで、また、ビジネス向けのかっちりしたもの、アート向けの奇抜なものまで。
テーマ自体の選択肢も広いのですが、テーマの配布場所にもいくつか選択肢があります。
WordPress 公式テーマディレクトリ
言わずと知れた、WordPress.org 公式テーマの配布場所です。こちらもWordPress.orgのレビューをパスしたテーマが並ぶので、品質が一定です。
もしあなたがすでにWordPressサイトを立ち上げているのであれば、WordPressの管理画面から直接アクセスできるのですが、それよりもおそらく上記のWEBサイトを訪れたほうが探しやすいのではないでしょうか?
ここには、無料・有料問わず多くのテーマが存在しますが、おそらく有料は後述のThemeForestのほうが種類が豊富でしょう。背景には「公式ディレクトリで公開するには、ソースコードの全てをGPL(GNU Public License)の下で配布する」というルールがあります。これは暗に「有料で販売したテーマの再販売される事を認める」ことになりますので、テーマ販売による直接的な収益への影響を懸念して、公式レポジトリでテーマ販売を避ける開発者も多いです。(※テーマ開発の収益化の手段は「販売収益」だけではないですので、その限りではないです)
ですので、もし「無料のWordPressテーマ」を探すのであれば、この公式テーマディレクトリが一番おすすめできます。
ThemeForest(テーマフォレスト)
海外、というよりもグローバル市場で最も巨大なWordPressのテーマ販売マーケットです。筆者も有料のテーマは基本的にはここで探す事が多いです。圧倒的な種類があり、また、ここで販売するためには、かなり厳正なレビュー(審査)をパスする必要がありますので、なにより品質が保証されている事の安心感があります。
日本語のサポートがあるテーマはむしろ少ないですので、どうしても日本語である必要があれば、選択肢にはならないかもしれませんが、それを上回る選択肢と品質が得られると思います。有料テーマを視野に入れて探すのであれば、ThemeForestが最もおすすめです。
国内の制作会社の配布テーマ
国内にはThemeForestのような大きなマーケットプレイスは存在しないですが、テーマを専門的に取り扱っている制作会社が幾つか存在します。
海外の制作会社の配布テーマ
同様に海外にもWordPressを取り扱っている制作会社が多く存在します。おそらく海外よりも品質が高く、機能も豊富ですが、やはり日本語サポートがない事がネックになるかもしれません。
海外向けテーマも検討しよう(可能であれば)
今や世界で最も利用されているワードプレスのテーマの選択肢は、非常に広いです。特にもし日本語サポートのあるテーマだけを探しているのであれば、少し意識を変えたほうがいいかもしれません。海外向けに配布・販売されているテーマの選択肢は、日本国内向けに公開されているテーマの少なくとも10倍以上存在します。また、機能やデザイン面でも、国内向けよりも遥かに優れたテーマが数多く存在しますので、どうしても日本語である必要がなければ、選択肢に入れるべきでしょう。(もちろん、無理をする必要まではありません・・)
【注意点】将来的にテーマの切り替えを視野に入れる
1点だけ注意が必要なのが、テーマを購入する際に「そのテーマ独自の機能」を利用していしまうと、その後のテーマの切り替えが難しくなる事があります。(不可能ではない)テーマ切り替えるために、データを整形する必要が生じるかもしれません(ブログサービスの引っ越しは手間が多い感覚にに近いです)。
特に注意が必要なのは、下記のような機能です:
- テーマ内で、テーマ独自の「ショートコード」が使われていて、
- テーマ内で、テーマ独自のデータベース構造を使っている時
これらを避けたいのであれば「WordPress公式テーマ」から選んだり、極力シンプルなテーマのほうがリスクは、少ないでしょう。知識が少ないと判断が難しいですが、どうしても心配な時は、近くの詳しい人に相談する事をおすすめします。
おすすめのWordPressテーマ5選
アフィリエイトサイト向けのテーマ
アフィリエイト向けのテーマでは、やはり広告の配置機能は必須の条件となりそうです。もし自分でコードをさわれるのであれば、その限りではないですが、サイト立ち上げ時にはまずはすぐに始められるテーマが良いでしょう。
国内向けのテーマを2つご紹介します。
1)ストーク (有料:¥10,800)
Open Cage者が配布する、国内で最も人気のテーマの1つです。AdSense広告のサポートがありますので、広告を設置したい場合、このような予め広告のサポートがあるテーマを選ぶことをおすすめします。Open Cage社では、同様のテーマで機能レベルが異なるものが3種類販売されています。価格もそれぞれ異なりますので、比較して自分にあったものを選ぶとよいでしょう。
- ストーク:https://open-cage.com/stork/
- デモページ:http://af-themewp.com/stinger8/sample-page/
2)Stinger (無料)
こちらも国内で有名なテーマの1つです。広告周りは一通りサポートされいてるので、デザイン性はそこまで高くないですが、開始する最初のテーマとしは、間違いはないでしょう。
同社からにStinger Pro, Affinger という上位版テーマが配布されています。上位は有料ですので、無料で開始して、収益が上がったら上位に切り替えるのもステップとしてスムーズでしょう。
- Stingerテーマ販売サイト:https://on-store.net/
ブロクサイトのテーマ
ブログ向けテーマは、やはり読みやすく、書きやすいシンプルなものがおすすめです。
3)Twenty Seventeen (無料)
WordPress.orgでは、毎年必ず最新のテーマを1つ、その年の名前でリリースしています。こちらは2017年度版、という事です。
- WordPress.orgテーマ、twentyseventeen:https://ja.wordpress.org/themes/twentyseventeen/
女性向けメディアサイトのテーマ
女性向けのメディアサイトであれば、特にビジュアル(見た目)デザインを意識するべきでしょう。女性らしいデザインを集中的に扱っているテーマ開発会社もあります。代表的なものをご紹介します。
4)Highfill ($49.00)
こちらは日本語サポートは無いですが、世界的なWordPressテーマのマーケットプレイス「ThemeForest」で Highfillを配布するEletelayers もその1つです。今回Highfillをご紹介しましたが、女性向けテーマを各種配布しています。
- ThemeForest:Highfill (by Eletelayers)
こちらのデモページからは、Eletelayersが制作した種々のテーマもプレビューできます。いずれも女性向けのテーマですので、比較して検討すれば好みに合うものが見つかるかもしれません。
会社(法人)サイト、ビジネス向けのテーマ
ブログやメディアと異なり、ビジネスで利用する法人向けの、いわゆる「コーポレイトサイト」は、イメージとして「かっちり」「まじめな」と言った印象付けが必要になるでしょう。このジャンルも取り扱っている会社は非常に多いですので、実際のテーマの選択肢はかなり広いでしょう。
5)Engage ($59.00)
ThemeForestで販売されている Engage は、カスタマイズ性が最も高くおすすめできるテーマの1つです。
下記のThemeForestのEngageの販売ページをたどると、ショーケースページが見れますが、様々な種類のデモページが用意されています。1つのテーマであらゆる種類の企業・ビジネス向けのサイトに対応できる事が伺えます。
- ThemeForest:Engage (by Veented)
こちらは数あるデモの中の1つで、最もかっちり目のコーポレートサイトのデモです。あまり奇抜なレイアウトはなく、スタンダードなコンテンツ配置をベースにしているので、コンテンツを検討する上でも扱いやすいのではないでしょうか?
おすすめのWordPressテーマについては、以上になります。お気に入りのテーマが見つかるといいですね。