本番環境・検証環境・開発環境は、英語で何?

最終更新:2018-03-20 by Joe

システム開発において、「本番環境」「環境」というのは、IT特有の言い回しです。でも、これって英語では何というのでしょうか?いくつかの関連用語とともに、まとめます。

「本番環境」は英語で何?

「本番環境」の英語表現

ずばり「本番環境」は英語で「Production environment」です。「Production」の語感はあまり日本人にはピンと来ませんが、こちらはそのまま覚えてしまうのがよいでしょう。本番サーバーそのものを指すのであれば「Production server」で構いません。「Live environment」と呼ぶこともあります。また、「Environment」が長いので「production」「prod」と略すこともあります。

日本語でも「本番環境」がITで働く人にしか通じにくいように、英語でも、Production や Environment と言われても、仕事でソフトウェア開発に関わらない人には理解されない事が多いですので、注意しましょう。

例文

  • I need to finish the testing on the feature within today. It is supposed to be live on the production server before the morning. (今日中にテストを完了させる必要があります。明朝までには本番サーバーで稼働させる事になっています。)
  • It seems like the problem is only happening on the production. It’ll take some more time to fix it because I haven’t been able to reproduce it on my environment. (この問題は本番でしか発生しないようです。まだ手元で再現ができておらず、修正にはもう少し時間がかかりそうです。)

「検証環境」は英語で何?

「検証環境」の英語表現

「検証環境」は「Testing (Test) environment」です。「テスト」自体は、「Verification(検証)」や、「Quality Assurance(品質保証)」と呼ばれる事もありますので。Test よりもかしこまった場面で使われます。

例文

  • Those two features are being tested tomorrow at the same time. We should set up separate testing environments so it’s easier to test them .(この2つの機能のテストが明日同時に走るよ。作業しやすいように、別々のテスト環境を用意しよう)

「開発環境」は英語で何?

「開発環境」の英語表現

「開発環境」は「Development Environment」です。「開発」が「Development」なのは頻出の単語ですので、こちはよく知られているかもしれませんね。

例文

  • The engineers are supposed to use Docker so they have a development environment identical to the production.(開発者は、本番と同一の開発環境をもてるよう、全員ドッカーを使うことになっています。)

「ステージング環境」の英語は?

「ステージング環境」の英語表現

「ステージング」とすでにカタカナですが英語ですので、こちらの疑問は少ないでしょう。「Staging Environment」でOKです。

例文:

  • Just to make sure, let’s test it again on the staging environment.(念のためステージングでもう一回テストしよう。)

【参考】関連用語の英語

「システム障害」の英語表現

「障害」は「Issue」を使って表現されることが多いです。

「Failure」「Fault」などの単語が意味としては近いのですが、日本語よりも強く「問題」というネガティブな語感が強く響くので、危機感を感じさせる表現です。特に顧客向けのメッセージには使うのは避けることが多いと思います。一般的な問題やトラブルを表す言葉「Problem」も使われますが、「Issue」のほうがネガティブ過ぎない響きがあるため、好まれる傾向があるようです。

また、より具体的な表現も好まれます。サービスがアクセス出来ないのであれば「Network outage(ネットーワーク障害)」や「Connectivity issue(接続障害)」、もしサーバーが落ちていれば、単純に「The Server went/is down(ダウンした/している)」「The server went/is offline(接続できなくなった/できない)」などはよく使われます。

また、かしこまった表現として「incident」という表現も使われるようです。

  • We’re now having a network outage. Our development team is tying hard to get it back online. Thank you for your patience. (現在、ネットワーク障害が発生しています。開発チームが復旧に努めております。ご辛抱頂いて感謝します(≒ご不便をおかけして申し訳ありません。))

Twitterでの例です。

「本番公開」の英語

「本番環境で公開する」の表現は「get ~ live」といった「live」を絡めた表現が多く使われます。内部的なやりとりでは、直接的に「deploy ~ on the production」「release ~」でも構いませんが、よりカジュアルには、「~ goes live」などで表現されます。

  • The new API has gone live since the end of last month, but it seems like there’s been  an issue in its response time. (新しいAPIは先月末に本番公開されているのですが、応答時間に少し問題があるようです。
  • The new feature will become available on the production server 11:00am tomorrow. (新機能は明日の11時に本番サーバーで利用可能になります。)