正規表現で、数字以外を表す表現です。
一桁の数字以外の文字の正規表現
一桁であればシンプルです。下記はエスケープシーケンスを使った特殊表現ですが、「\D」とすることで、「半角数字以外の一文字」を表すことができます。
// 半角数字以外を表す正規表現
/D
もしくは、否定の文字クラスを使って表現できます。文字クラスは「[」「]」の括弧により「括弧内のいずれかの一文字」を表しますが、「[^」「]」で囲むと「括弧内の文字以外の一文字」を表します。
// 半角数字以外を表す正規表現
[^0-9]
数字以外からなる文字列の正規表現
二桁以外の数字であれば「量指定子」を利用して、上記を応用した例が利用できます。下記は、「+」を使って「直前のパターンの1回以上の繰り返し」を表しています。
// 半角数字以外の文字の1文字以上の連続
/D+
// 同義
[^0-9]+
パターンの繰り返しを表現する量指定子は、こちらに詳しくまとめています。
半角・全角数字以外の文字列の正規表現
上記は半角文字に限定していましたが、全角数字をふくめて考えるには、文字クラスを利用するとよいでしょう。
// 半角・全角数字以外の文字の1文字以上の連続
[^0-90-9]+
参考
正規表現は、基本的には「文字」をマッチする表現ですので、「数字か、数字以外か?」というのは、基本的には「何の文字か?」という判断基準でしかありません。その意味で「◯桁の数字」というのも「◯回の文字の連続」に過ぎません。
数字に関する正規表現はこちらにも詳しくまとめています。
より複雑な「数字を含まない文字列」とすれば、こちらの記事をご確認下さい。
以上です。