手元のローカル開発環境のデータベースを、本番環境のWordpressのSQL(データベース)とシンクします。
ローカル環境で、テーマを更新していると、本番とのデータベースの違いで、ちゃんとデバッグできなかったりしますが、本番環境で、PhpMyAdminに入って、SQLダンプして、ローカルで、またそのSQLインポートして・・、というのが、なんだかめんどくさくてしょうがないんです。
重い腰を上げてこれを解決したので、記事にします。
おおまかな手順です。
1)本番でデータベース(xxxxx.sql)をダンプする
2)SQLを手元にダウンロードする
3)手元の環境にインポートする
当たり前といえばそうなのですが、このセットアップの自動化を、どうやって簡単に終わらすのかが、この記事のポイントです。
(1)本番データベース(xxxxx.sql)をダンプする
得意な方は、いろいろSQLコマンドをスクリプトにしてもいいんですが、普通のWordpress開発者はそんなこと普段やらないはずです。時間を使いたくないので、楽をします。そう、プラグインの出番です。
今回のオススメはこちら:BackWpUp
こちらは、Wordpressデータののバックアップ用のプラグインですが、基本的な昨日が、コンパクトにまとまっていて、非常に使いやすいのです。すごくオススメです。
これの基本的な使い方は、また別の記事にするとしますが、管理画面のUIを見ればだいたい分かるでしょう、という使いやすさです。
今回必要なのは、「毎日、SQLダンプを決まった場所(=ディレクトリ)に、決まったファイル名で保存する」というジョブ(=自動で実行される)を作ります。これで、毎日、自動で新鮮なSQLダンプしてくれるのです!やった〜。
時間は、まあ、デフォルトの午前3時とかでよいでしょう。場所とファイル名は・・、たとえば本番環境に、/sql-dump/という専用のディレクトリを作ってもいいでしょう。
wp-content/sql-dump/latest.sql
(2)SQLを手元にダウンロードする
(1)の設定で、新鮮なSQLダンプが、同じ名前で同じ場所にある状態を作れました。あとは、そうです。Wordpress配下のディレクトリは、ファイル名を直接指定すれば、直接アクセスできますよね。(.htaccessにそう書いてあります)
なので、ブラウザに以下のURLを入力すると・・・
http://your-domain.jp/wp-content/sql-backwp/latest.sql
やったー、これでいつでも簡単に新鮮なSQLにアクセスできますね。
(3)SQLをローカルWordpress環境にインポートする
WordPressエンジニアの方は、PhpMyAdminが基本ですよね。それを使ってインポートしてもいんですが、もっと楽をしたいという記事なので、ここはちょっとだけ頑張ります。ダウンロードとインポートを自動化するスクリプトを書きます。
はい、書きましたので、使ってください。
準備中
これをローカル環境に配置してください。フロントエンジニアのみなさんも、親しみがわくように、グラフィカルでクールな見た目のボタン付きのUIを作りました。サンプルのHTMLをここに置いておきますので使ってください。
準備
以上です。